あめのした

ミニマリストもどきの雑記帖

日記 2018/06/02

好きな作家


お題「好きな作家」


 ネタに困ったのでお題スロットなどというものを利用してみた結果、一つ目から書きやすそうなものが出たので少しだけテンションが上がっている。好きな作家、と問われると小一時間は語れるほどたくさんいるが、今日はその中の一人に絞って紹介したい。今回紹介するのは、桜庭一樹さんだ。
桜庭一樹 - Wikipedia

 私が初めて手に取った彼女の作品は「GOSICK」シリーズだ。まだ富士見ミステリー文庫が廃刊になる前だったので、かれこれ8年程前のことになるだろうか。当時少女趣味全開だった私はすぐに主人公ヴィクトリカの身に着ける衣装の描写に夢中になった。服を買うときつい「フリルとレースを夢のように重ねた」ものを求めてみたり、拙いながら絵を描いたりもしていた。ミステリーに少しファンタジー要素の加わったストーリーは言うまでもなく、ブロワ警部を始めとした個性豊かなキャラクター達も大好きだ。また、作者独特の、まるでブログのように読み応えのあるあとがきも毎巻読み終わった後の楽しみだった。その名もあって、最初は作者の性別がわかっていなかった。

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今は廃刊となっている富士見ミステリー文庫版の表紙。角川文庫版もシンプルでいいけれど……。


 まだ読んだことのない作品も多くあるが、「私の男」「赤×ピンク」「砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない」「少女七竈と七人の可愛そうな大人たち」などを読んで考えた彼女の作品の魅力は、美少女だ。富士見ミステリー文庫版「GOSICK」を除きほとんどの作品に挿絵はついていないが、文章によって鮮やかに表現された彼女たちの姿を思い浮かべることができる。純粋で、どこか残酷な毒を孕んでいて、そして危うい少女の姿を内面からこんなにも美しく悲しく可愛らしく描く作家は、私の知っている限りでは彼女の他に居ない。

 描写の生々しさ、過激さもありリアルで人に勧めるのは少しためらうが、とても素晴らしい作品が多い作家なのでぜひ読んでハマる人が出ることを願う。


今日は長くなったのでワントピックで終わりにします。